1953年ソウル(韓国)生まれ。1976年の来日を機にいけばなに魅せられ、草月流の三代目家元であり、映画監督でもあった勅使河原宏に師事。器に花を生けるという生け花の表層を超え、その空間概念や宇宙観を学ぶ。1986年に草月プラザのイサム・ノグチ彫刻ガーデン「天国」の広場において土のインスタレーション「Earth」を発表。以降、一貫して生命の循環や時間をテーマに制作を続けている。大田国際博覧会Expo'93(韓国、テジョン)において政府パビリオンRecycle Art Pavilionをデザイン(1993)、サンパウロ・ビエンナーレ(1991)、日本代表の1人として第46回ヴェネチア・ビエンナーレ(1995)、第15回ヴェネチア建築ビエンナーレ(2016)に参加するなど国際展への参加多数。