TICKET

開催概要

開催日:

  • 10月23日(金)
    SESSION 1 17:00-18:30
    SESSION 2 19:30-21:00

  • 10月24日(土)
    SESSION 3 13:00-14:30
    SESSION 4 15:30-17:00
 

開催場所:

  • オンラインにて開催
  • ※開催URLは、チケットご購入者様のみにご案内いたします。

使用言語:

  • 日本語(フランス語の発言は日本語通訳付き)

チケット料金:

  • 1DAY: ¥2,000
  • 2DAYS: ¥3,500(カンファレンスブリッジ開催記念)
  • ※チケットのお申込みはこちら

  • 主催:DESIGNART TOKYO実行委員会、アカデミーヒルズ
    助成:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

CONFERENCE BRIDGE 2020 PROGRAM

10.23(水)
「SESSION 1: Art and Performance / アート& パフォーマンス」

「観る概念が変容するこれからの芸術」

フィジカルに感じることが前提として表現されてきた芸術の世界。これからの芸術の向かう先はどうなるのか、ミュージカルから歌舞伎まで、ジャンルを越えた演出を手がける宮本亞門と世界のアートシーンを見続けてきた森美術館館長の片岡真実が語ります。

モデレーター: 永田 宙郷

panelist
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宮本 亞門 , 演出家 /Amon Miyamoto, Performer
2004年、東洋人初の演出家としてニューヨークのオンブロードウェイにて『太平洋序曲』を手がけ、同作はトニー賞の4部門でノミネートされる。ミュージカルのみならず、オペラ、歌舞伎等、ジャンルを越える演出家として、活動の場を国内外へ広げている。 13年、オーストリア・リンツ州立歌劇場でモーツァルト『魔笛』を演出。18年フランス国立ラン歌劇場において黛敏郎作曲オペラ『金閣寺』、20年ワーグナー 『パルジファル』を新演出。 18年には、ベルサイユ宮殿オペラハウスにて、能×3D映像『幽玄』を上演した。
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片岡真実 , 森美術館 館長 /Mami Kataoka, Director of Mori Art Museum
ニッセイ基礎研究所都市開発部研究員、東京オペラシティアートギャラリー・チーフキュレーターを経て、2003年より森美術館。2020年より現職。2007~2009年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン)にて、インターナショナル・キュレーターを兼務。第9回光州ビエンナーレ(2012年)共同芸術監督。第21回シドニー・ビエンナーレ芸術監督(2018年)。CIMAM(国際美術館会議)会長(2020-2022年)、京都芸術大学大学院客員教授、東京藝術大学客員教授。文化庁アートプラットフォーム事業・日本現代アート委員会座長。AICA(美術評論家連盟)会員。その他、日本およびアジアの現代アートを中心に執筆・講演・審査等多数。
「SESSION 2 :Beyond Design / ビヨンド・デザイン」

「今求められる物質的価値を超えたデザインとは」

パリを拠点とし、ヴィトラやカッペリーニなどの家具デザインや、マイアミデザインディストリクトのパブリックアートなども手がける、世界的なデザインユニット、ロナン&エルワン・ブルレック兄弟の兄ロナン・ブルレックとボルドー市立装飾とデザイン美術館の館長でデザインの専門家としても知られるコンスタンス・ルビーニとフランス・モンペリエに建てられた集合住宅“白い木” を手がける建築家の藤本壮介が、フランスと日本の両国の視点から、デザインが抱える課題を読み解きます。こちらは、フランスと日本を繋ぎライブ配信いたします。

※本イベントは、日仏デザイントークシリーズの一環です。
https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/rencontres-design-2020/

モデレーター: 永田 宙郷

panelist
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ロナン・ブルレック /Ronan Bouroullec
ロナン・ブルレック(1971 年生まれ)は、フランス・カンペール出身のクリエーター。1999 年より、 弟エルワンと共同でデザイン活動を開始。ジュエリーのような小物から公共空間デザイン、建築、工芸 品から工業製品、デッサンからビデオ、写真に至るまで幅広い分野のデザインを手がけ、ブルレック兄 弟のデザインは私たちの日常に浸透しつつある。 国際的な大手企業とのコラボレーションから、ヨーロッパや日本の伝統工芸職人とのコラボレーション まで、彼らの活動は多岐にわたる。世界の有名な美術館との様々な共同リサーチプロジェクトや、パリ のシャンゼリゼ通りのフォンテーヌをはじめとする都市デザインプロジェクトも、世界各国で行ってい る。
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コンスタンス・ルビーニ /Constance Rubini
ボルドー装飾芸術とデザイン美術館館長。フランスとイギリスのアートマーケットでのキャリアを経て、 1999 年パリ装飾美術館に入職。2005 年から2010 年にはデザイン都市サン・テティエンヌの文化施 設「シテ・デュ・デザイン」が発行する「Azimuts」誌の編集長を務めた。2013 年より現職。キュレー ションを担当した展覧会に『Oh couleurs ! Le design au prisme de la couleur』(2017 年)、 『Construction - Martin Szekely』(2018 年)、『Memphis - Plastic Field』(2019 年)がある。若手 デザイナーを紹介した展覧会も多い。ローザンヌ州立美術学校、パリ装飾芸術学校にて教鞭をとる。パ リ政治学院のブルーノ・ラトゥール主宰「カルトグラフィー・プログラム」にて講師を務める。
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藤本 壮介 建築家 /Sou Fujimoto, Architect
1971 年北海道生まれ。
東京大学工学部建築学科卒業後、2000 年藤本壮介建築設計事務所を設立。 2014 年フランス・モンペ リエ国際設計競技最優秀賞( ラルブル・ブラン) に続き、2015、 2017、2018 年にもヨーロッパ各国 の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。2019 年に は津田塾大学小平キャンパスマスタープラン策定業務 のマスターアーキテクトに選定される。 2020 年、2025 日本国際博覧会の協会事務局会場デザインプ ロデューサーに就任。
主な作品に、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオン 2013 (2013 年)、House NA (2011 年)、武蔵野美術大学 美術館・図書館 (2010 年)、House N (2008 年) 等がある。
10.24(木)
「SESSION 3 : Sustainability / サスティナビリティ」

「私が考えるサスティナビリティ」

サスティナビリティや教育の面でテクノロジーを駆使し設計された、イタリア・ミラノにあるボッコーニ大学を手がけるなど、日本を代表する世界的建築家の妹島和世と、社会への考察や自然への詩情から図案を描くことで知られるファションブランド「ミナ ペルホネン」を手がける皆川明が、今、人類が抱える共通課題である環境問題に触れながら、建築とファッションの世界で、今後、取り組むべき行動を議論します。

モデレーター: 永田 宙郷

panelist
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妹島 和世 , 建築家 /Kazuyo Sejima, Architect
1956 年茨城県生まれ。1987 年妹島和世建築設計事務所設立。1995 年西沢立衛とともにSANAA を 設立。2010 年第12 回ベネチアビエンナーレ国際建築展の総合ディレクターを務める。主な受賞とし て日本建築学会賞*、ベネチアビエンナーレ国際建築展金獅子賞*( イタリア)、プリツカー賞*( アメリカ)。 主な建築作品として、金沢21 世紀美術館*( 金沢市)、犬島「家プロジェクト」( 岡山市)、ルーヴル = ランス*( ランス・フランス) など。 (* はSANAA として)
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皆川 明 , デザイナー /Akira Minagawa, Designer
1995 年に設立した自身のブランドminä perhonen(2003 年まではminä)では、手作業で描かれた 図案から作るオリジナルファブリックによるファッション、インテリア等で注目を集める。ストーリー 性のあるデザインと、産地ごとの作り手の個性を活かした、長く愛用されるものづくりを目指す姿勢は ブランド設立時から一貫している。
個人の活動として、国内外の様々なブランドとデザインを通じての協業を精力的に続ける他、新聞や書 籍への挿画、宿のディレクションなど活動は多岐にわたる。
「SESSION 4 : The Future of Work / フューチャー・オブ・ワーク」

「働き方のポストニューノーマル」

メディアアーティスト以外に加え研究者や実業家など、様々な肩書きを持ち脚光を浴びる落合陽一とスープストックトーキョーやアーティスト支援プラットフォームArtStickerなど、世の中が求める一歩先のビジネスを生み出し続ける実業家の遠山正道が、ニューノーマルな世界で求められる「人間がやるべき仕事とは何か」について、AI・ロボット、さらにはテクノロジーの進化によって変わらざるをえない私たちの仕事を踏まえ「これからの世界」を作っていくための考え方を提示します。

モデレーター: 永田 宙郷

panelist
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落合 陽一 , メディアアーティスト /Yoichi Ochiai, media artist
1987 年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。
筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター センター長、准教授
2015 年World Technology Award、2016 年PrixArs Electronica、EU よりSTARTS Prize を受賞。
Laval Virtual Award を2017 年まで4 年連続5 回受賞、2019 年SXSW Creative Experience
ARROW Awards など多数受賞。
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遠山 正道 , 株式会社スマイルズ 代表取締役社長 /Masamichi Toyama, President and CEO of Smiles Co.
1962 年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85 年三菱商事株式会社入社。2000 年株式会社ス マイルズを設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、ネクタイ専門店「giraffe」、 セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100 本のスプーン」、 コンテンポラリーフード&リカー「PAVILION」、海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」を展開。 「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方 を提案している。近著に『成功することを決めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるというビジネス モデル-PASS THE BATON の軌跡』(弘文堂)がある。最近では、もっともシンプルな結婚の在り方 「iwaigami」、小さくてユニークなミュージアム「The Chain Museum」、アーティストを支援できるプ ラットフォーム「Art Sticker」などをスタート。
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