EXHIBITIONS
ノルを象徴するエーロ・サーリネンによるデザインの1本脚のテーブル
Knoll
TAGS
展示期間
DATES
2024.10.18(fri)〜2024.10.26(sat)
営業時間
OPERATING HOURS
11:00〜19:00(10/18(金)17:00~19:00 カクテルパーティ*どなたでもご参加いただけます。10/27(日)休み)
会場
LOCATION
東京都港区北青山1-2-3 青山ビル 1F
BRAND / CREATOR

エーロ・サーリネン(1910-1961)
エーロ・サーリネンはクランブルックアカデミーの初代校長であるエリエル・サーリネン、テキスタイルアーティストのロハ・サーリネンという世界的に有名な両親の影響で、幼少期よりデザインに囲まれて育ちました。サーリネンは1929年にパリで彫刻を学び、翌年からイェール大学建築学科に入学、1934年にはクランブルックアカデミーで教鞭を執りました。
サーリネンはクランブルックでチャールズ・イームズと出会いました。2人は新しい材料やプロセスを探求するなかで親友となり、プロジェクトの仲間として互いを高め合いました。1940年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)主催のオーガニックデザインコンペで、プライウッドチェアがグランプリを受賞し、2人は一躍注目を浴びました。
またサーリネンはクランブルックにて、父親であるエリエル・サーリネンの有望な教え子であったフローレンス・ノルに出会いました。フローレンスはサーリネン家で夏休みを過ごすほど、サーリネンと兄妹のような関係を築き、その関係は生涯続きました。フローレンスに依頼され、1940年より15年以上に渡り、チューリップチェアやウームチェアなどのKnollを代表する作品を数多くデザインしました。現代的な素材を用いた優雅で有機的な形をしたデザインは、Knollの代表作となりました。
また、彼は家具だけでなく建築家としても多くの作品を残しました。代表作は、ワシントン・ダレス国際空港、セントルイスのゲートウェイ・アーチ、ケネディ国際空港のTWAターミナル、ニューヨークのCBSビルディングなどがあります。

アンテナデザイン
アンテナ・デザインは、クランブルック・アカデミーを卒業した東京出身の宇田川信学と、ニューヨーク大学とアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで学位を取得したウィーン生まれのシギ・モーズリンガーによって1997年に設立されました。アンテナのデザインアプローチは、モノや環境の体験をより有意義でエキサイティングなものにすることを目指しています。アンテナの代表的なプロジェクトには、ニューヨーク市営地下鉄の車両や券売機、ジェットブルーのチェックイン・キオスク、ブルームバーグのディスプレイなどがあります。
ノルが新しいオフィスシステムの開発に着手したとき、アンテナの存在感と専門知識は、魅力的なコラボレーションパートナーとして注目されました。ノルとアンテナは、宇田川とモーズリンガーの関心である機能的なシンプルさと、人とテクノロジーの架け橋となるソーシャル・インタラクションのツールとしてデザインを活用する専門性を反映した、革新的なオープンプラン・システム「Antenna Workspaces」を共同開発しました。
アンテナは、クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館のプロダクトデザイン部門ナショナルデザイン賞など、権威あるデザイン賞を受賞してます。宇田川とモーズリンガーはともに、イェール大学芸術学部でグラフィック・デザインの指導教官を務めています。

FilzFelt
FilzFelt は、フェルトを愛する 2 人のデザイナー、ケリー・スミスとトレイシー・ロロフによって 2008 年に設立されました。
その後、Knollのパートナーに加わり、様々な建築やインテリアの中でフェルトの自然な温かさと音環境の1つのソリューションとしてをインテリア デザインの世界で展開されてきました。
ハンギングパネル、フロアマットから始まったFilzFelt の歴史は、今では家具のカバーリングやウオールパネルなど、様々な場面へ活躍の場を広げています。
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