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ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した象徴的な建築物、プラダ 青山店の5階にて、プラダ財団の支援による展示プロジェクト「Sturm & Drang Preview Services(シュトゥルム & ドラング プレビュー サービス)」を開催中です。
ルイージ・アルベルト・チッピーニ(Armature Globale)、フレディ・フィッシュリとニールス・オルセン(gtaエキシビションズ、ETHチューリッヒ校)がキュレーションを手掛ける「Sturm&Drang」では、コンピュータ生成画像(CGI)で使われている、デジタルではないプロセスに着目し、コンピュータスカルプチャの複雑さを取り上げ、現代の画像制作と、それが私たちの日常の認識に与える影響を調査することを目的としています。
会場には3つの展示物が設置され、その中の一つに、ウィリアム・ギブスンの代表作であるSF小説 『ニューロマンサー』(1984)に描かれた、主人公がサイバースペースに
つながる架空の環境、千葉の簡易ホテルをイメージした部屋が登場します。
展覧会では、発砲スチロールのモックアップやDIY型モーション研究、および美術館の展示台などを用いることで、3D CADやリアルタイムレンダリング、およびポストプロダクションのような現代の画像作成・加工の方法より生じる「本物の表現」の疑問に挑みます。
※販売については販売会社へお問い合わせください
1913年の創業以来、プラダは最先端のスタイルの代名詞であり続けています。知的な世界観と概念、構造、イメージが、流行にとらわれない規範を通じて融合しています。プラダのファッションは単なる製品の域を越え、その概念は、実験を通じて常識に果敢に挑戦する人々にとっての基準となる世界観へと変化を遂げています。