情報社会化が始まった1970年代を起点に、日本現代美術が“慰霊のエンジニアリング”として、いかに同時代の文化やテクノロジーを取り入れ、“シミュレーター”として様々な災害記憶をヴァーチャル化し、unrealな領域でつくり変え投企してきたのか、その歩みをたどります。
Exhibition
Exhibition
TOKYO 2021「un/real e ngine 慰霊のエンジニアリング」at TODA BUILDING
area: 銀座/Ginza
Curator
- 黒瀬陽平
メディアによって演出される日本のイメージが国内外に発信される、東京オリンピック・パラリンピック。表層化された日本像、そしてそれによって作られる価値観に対し、「建築」と「現代美術」のふたつの展覧会を通して「2021年以降を考える」ことに大マジメに向き合うアートイベントです。
東京を舞台に、これまでの日本の都市史と美術史の再解釈を行いながら、新しいヴィジョンをアートの観点から展開します。本企画は東京・京橋にある戸田建設本社ビルの解体直前の空間を利用します。従来のオフィス街では実現が難しかったダイナミックな展開を、TOKYO 2021実行委員会(総合ディレクター:藤元明/企画アドバイザー:永山祐子)が、戸田建設の主催で開催するものです。
Artist
会田誠、飴屋法水、磯村暖、宇川直宏、梅沢和木、梅田裕、大山顕、カオス*ラウンジ、カタルシスの岸辺、キュンチョメ、今野勉、たかくらかずき、高山明、竹内公太、寺山修司、中島晴矢、中谷芙二子、名もなき実昌、八谷和彦、檜皮一彦、藤元明、三上晴子、宮下サトシ、山内祥太、弓指寛治、渡邉英徳、Houxu Que、MES、SIDE CORE
adress: 中央区京橋1-7-1 tel: 03-3535-6311 hours: 11:00AM - 8:00PM close: tuesday