ーCONCEPTー
みよし野の⼭の地⼒は をかしな雄雌をふと⾒やる
⾵が吹こう ⾬が降ろう 嵐が来よう
それらを受け⼊れ 余すことなく地⼒とす
地に根をはり⼤きな⽊⾐纏いて⽴つ雄雌
空蝉の空の鏡落つるその時も
地⼒が続く限りうららかに陽を⽬指す
ー TRANSLASION ー
吉野の⼤地は ふと気になる男⼥を⾒つけた
様々な困難が男⼥に降りかかる
しかし、その困難なことも⾃分たちの糧とし
揺るがない⼤⽊のように⽴っている
この男⼥は⼈⽣が終わりを迎えるかもしれない時も
最後までポジティブに明るい場所を⽬指していくのだろう
古来より日本の文化に根付いている木。
TARAMANの出身地である“奈良”をデザイナーの観点から見つめ直す一環として、銘木の産地で有名な吉野の杉と檜を着物生地の織機を使い木の織物素材を制作。
それを使用した「纏う木モノ」を奈良という縁でつながったモデル、メイク、フォトグラファー、職人、表現者による写真作品、ヴィジュアル表現を展示します。
CREATOR ・DIRECTION:TARAMAN
MODEL:MIKOTO・STEVE ETO
MAKE UP:OKAMOTO YAEKO
PHOTO:NISHIOKA KIYOSHI