食の問題を主題に、自然との関係性の再考を促すため食料廃棄物製の食器を制作しています(写真)。今回は同素材を用いたより大きな器「Anima – Life Vessel」を発表予定です。古来壺や甕は命の糧の水や食料の保存や運搬、また供物や骨を納める祈りの器や花器としても用いられてきました。その形体を命の象徴と捉え制作した魂の器です。
Exhibition
Exhibition
荒木 宏介 at TENOHA代官山
area: 代官山/Daikanyama
Artist
デザイナー。東京を拠点に活動。1988年スイス、ジュネーヴ生まれ。2013年英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート (RCA)デザイン・プロダクツ修士課程修了。ベルリン工芸美術館、クリスティーズ・ロンドン、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)、ミラノ・トリエンナーレなど世界各国で作品を展示。Lexus Design Award 2016グランプリ。Dezeen Awardsショートリスト(Emerging Designer of the Year/2018年、Sustainable Design/2019年)。V&Aに作品が永久所蔵されている。
Venue
「DESIGNART GALLERY@TENOHA DAIKANYAMA」は、デザインとアートの領域を超え、ボーダレスで自由な創造性を追求し続けるクリエイターたちによるグ ループエキシビジョンです。今年、その会場となる「TENOHA 代官山」は、ライフスタイルストア、レストラン、カフェ、コワーキングスペース、プライベートオフィスが1箇所に集まった複合施設ですが、2019年10月をもって5年間の営業終了に伴い閉館します。その最後のイベントとして、DESIGNARTとともに様々なクリエイターやアーティストによる作品展示を行います。今回の試みにより、昨年4月にオープンしたイタリアの「TENOHA Milano」をはじめ、海外に向けた架け橋となります。
adress: 渋谷区代官山町20-23 TENOHA代官山 tel: 03-5784-0841 hours: 11:00AM - 8:00PM close: irregular holidays