fRAum(フラウム)のコンセプトのひとつである「手仕事×先端技術」。
今回は、日本の伝統的な「京都西陣織」の新しい素材を用いて「文字を纏う」をテーマにプロダクトと空間を構築します。金属線織物というステンレスワイヤーの糸で編み込んだこの織物は、化学反応で染色する等の先端技術を用いており、西陣のなかでも唯一の技術。そこに、fRAumの言葉のアートカリグラフィーを綴りました。光に反射する金属線織物の美しさは、金属の重厚感や高級感をもちながらも、透け感による軽やかさを感じられます。更にシワ加工による光の乱反射でより輝きを放ち、文字や言葉のもつ意味とともに光り輝きます。デザイン橡(とち)による稀少性の高い高級素材が、fRAumの世界観によって、文字の本質的価値と可能性が広がります。
Exhibition
フラウム(ヨウコ フラクチュール × 雲野 一鮮)at タケオキクチ
Artist
fRAum は、ドイツ語の「文字 = fraktur」と「空間 = raum」を掛け合わせた造語。アートカリグラファーと空間デザイナーの デザインユニットとして始動。「文字 × 空間」「アート × デザイン」 「手仕事 × 先端技術」をコンセプトとして、プロダクトや空間における アートカリグラフィーの本質的価値を探る。
ヨウコ フラクチュール (アートカリグラファー・アーティスト)
イギリスやルクセンブルグやドイツで長く暮らし、本場で技術を学び、絵のように表現するアートとしての 魅せるカリグラフィー」の本物の技術と抜群のセンスは、唯一無二の存在である。 銀座を拠点に自身のカリグラフィサロン「FRAKTUR」を開催。ARS scribendi ヨーロッパカリグラフィー協会会員。
https://fraktur.amebaownd.com/雲野 一鮮 (アートディレクター・空間デザイナー)
店舗や展示会、オフィス、ショールームといった商環境の空間デザイン、ディスプレイ、VMD等、領域は幅広く、メーカーの商品開発やブランディングも手掛ける デザイン教育やボランティアにも力を入れている。 クモノデザイン株式会社 代表取締役、日本商環境デザイン協会 正会員、日本空間デザイン空間協会 正会員、日本ビジュアルマーチャンダイジング協会 理事、 日本ディスプレイクリエイター協会 アンバサダー、東京デザイン専門学校 非常勤講師。
http://japan-designers.jp/profile/786/
Venue
TAKEO KIKUCHIは、色気と遊び心があり、今の時代をさりげなく着こなす男性のためのTOKYO発信ブランドです。 日本の高いモノづくり技術と、ブランドの歴史に裏打ちされた確かな品質をもとに、様々なライフシーンに合わせた、トータルなスタイリングを提案します。
adress: 渋谷区神宮前6-25-10 TAKEO KIKUCHIビル tel: 03-6418-5731 hours: 11:00AM - 8:00PM close: irregular holidays