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©Salva Lopéz
INFORMATION
世界的に著名な建築家アントニ・ガウディの窓に着想を得て、自然環境と呼応する様々な機能や造形を持つ、最先端3Dプリンティング技術でつくる新しい窓のプロトタイプデザインを「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2021」にて展示します。YKK APは「Architectural Productsで社会を幸せにする会社。」というパーパスに基づき、窓が建築や人々の生活をより自由に、より幸せにすることを目指し、日々窓を考えています。本展「未来をひらく窓―Gaudí Meets 3D Printing」は、自然と人々の暮らしの間で進化を遂げてきた窓自身がさらなる未来を切りひらいていく様を表現すると同時に、YKKグループ環境ビジョン2050「人と自然の未来をひらく」や、ガウディの「建築と自然の融合」というひらかれた建築思想にも共鳴しています。また、「ガウディが現代の最先端3Dプリンティング技術に出逢ったら」という視点で、ユネスコ世界遺産登録のガウディ建築「カサ・バトリョ」や「カサ・ミラ」の協力のもと、過去の良質なデザインを未来に生かしていく取り組みでもあります。
クリエイティブディレクターには、日用品から鉄道車両のデザインまで幅広く手掛けるPRODUCT DESIGN CENTER鈴木啓太氏を迎え、企画からプロダクトデザインまでYKK APとの共創で、誰も見たことのない全く新しい窓のコンセプトを提案。国や業種のジャンルを超え、複数企業やクリエイター、専門家たちのコラボレーションを実現します。ガウディ研究者・山村健氏(東京工芸大学准教授)が学術的観点から一貫しプロジェクトに参加。グラフィックデザインはemuni村上雅士氏、空間デザインは日西建築家ユニットYSLA Architectsが担当。
また、特設サイトとInstagramでも展示にまつわる窓コンテンツを発信しています。東京2020オリンピック表彰台を3Dプリンタで造形化した田中浩也氏(慶應義塾大学教授)による解説文や、建築家の隈研吾氏、藤本壮介氏、クライン ダイサム アーキテクツ、o+h大西麻貴氏、VUILD秋吉浩気氏がガウディ観や未来の窓のイメージを語るインタビュー映像も必見。ぜひフォローやいいね、ページシェアやハッシュタグ「#未来をひらく窓」「#windowonthefuture」でご参加ください。
特設サイト:https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/sp/window-future/
特設Instagram: https://www.instagram.com/windowonthefuture/
©Salva Lopéz
クリエイティブディレクター鈴木啓太(PRODUCT DESIGN CENTER)、空間デザイン 山村健+ナタリア・サンツ・ラヴィーニャ(YSLA Architects)、グラフィックデザイン 村上雅士(emuni)
建築家インタビュー出演者:隈研吾、藤本壮介、クライン ダイサム アーキテクツ、大西麻貴(o+h)、秋吉浩気(VUILD)
プロダクトデザイナー、クリエイティブディレクター。1982 年生まれ。多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒業。PRODUCT DESIGN CENTER 代表。古美術収集家の祖父の影響で、幼少より人が織りなす文化や歴史に興味を持つ。森林活用から都市環境、伝統工芸から3D プリンティングなどのアディティブ・マニュファクチャリングまで、幅広い分野に精通。美意識と機能性を融合させたデザインで、国内外でプランニングからエンジニアリングまでを手掛ける。2008 年「TOKYO MIDTOWN AWARD」受賞、2016 年「HUBLOT DESIGN PRIZE」初のアジア人ファイナリスト、2018 年初個展「鈴木啓太の線:LINE by Keita Suzuki」を柳宗理記念デザイン研究所で開催、2019 年「相模鉄道20000 系」が「ローレル賞2019」受賞、2020 年「ELLE DECOR Young Japanese Design Talent」受賞等。2015-2017 年グッドデザイン賞 最年少審査委員。
“デザインを五感で楽しむ”をコンセプトに2007年から開催し今年で14回目を迎えるデザインイベントです。国内外で活躍するデザイナーや、注目されるデザインが集結し、デザインの魅力や可能性を身近に体感できるデザインの祭典です。今年のテーマは「デザインの裏 -Behind the Scenes of Design-」。このテーマのもと、さまざまなコンテンツが展開されます。