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台湾を拠点とする若手建築家としては世界的に有名なジョニー・チウ、彼が今回屋外での使用するラグジャリーな椅子をデザインしました。この椅子は、”神戸レザー”という高級ビーフとして世界的に有名で希少な神戸牛の革を使用しています。
ラグジャリーアウトドア家具は現在世界的トレンドで、特にCOVID-19の影響から都会ではなく郊外で過ごす人が増えた影響もあって活況です。今は主にイタリアンブランドが強い印象がありますが、私達はここでアジア的な屋外家具と空間のあり方を追求しました。
”神戸レザー”は神戸市を拠点とする職人組合による新しいレザーブランドで、そのメンバーである「スタジオキイチ」と「永田良介商店」が今回の椅子を制作します。「永田良介商店」はおよそ100年前にフランク・ロイド・ライトのインテリアを手掛けていた老舗で現代において再び世界的建築家のデザインする椅子を手掛けることになりました。
この椅子はこのように大きな背景によって成立しています。一つ目はモダンアジアンライフスタイルを実現するジョニー・チウによるデザイン、二つ目は世界で初めて本牛革を使用したアウトドアチェア、そして最後は年産2000頭に限られる非常に希少でしなやかな神戸レザーとその職人達による日本式クラフトマンシップの息づく製品。
私達は使用する革の供給量から、年産6脚を制作・販売する予定です。
建築家 / J.C. Architecture 創始者。米コロンビア大学卒業。彼は今まで世界6カ国以上で生活、仕事し人々との繋がりを持ってきました。彼はよいデザインのひらめきは常に内なるものから得られ、人々と空間、社会との関係性が凝縮された中によいデザインに宿ると考えています。
神戸レザー協同組合は、地域資源である原皮の有効活用と皮革の新たな付加価値の創出を図るため、共同で皮革の開発及び、製品のサンプル制作やPR活動を行う目的で設立いたしました。今後、皮革の流通ルートを確立し、新たな神戸ブランドの創出を目指します。
1959年、神戸で婦人ニット卸売業として創業。「いつか世界にはばたく企業に」という思いを込めて社名をワールドと名づけました。創業当時から常識を覆す新たな提案で業界をリードし、総合アパレルメーカーへと急成長しました。93年には小売事業に参入し、様々なチャネルに向けたブランドや業態を開発。常にマーケットの変化を的確に捉え、お客様のニーズに対応することで、日本のファッションビジネスのトップ企業へと成長を遂げました。2017年には、事業持株会社体制に移行し、ファッション業界における“総合サービス企業グループ”へと進化を図っています。また、東京の拠点となる「ワールド北青山ビル」を、ワールドグループのランドマークとして、“Co-Creation(共創)”をコンセプトに新たな価値創造にも取り組んでいます。「DESIGNART」などの様々なイベントを通じて、たくさんの人々に参画いただき、つながりあい、共感していただける新しいコミュニケーション文化を共に創っていきます。