間があること、思考すること、詩的になること、そして繋がること。
誰の日常にもあるこれらの瞬間を、「COMMA(カンマ)」 と呼ぶことにします。これは、 Google が表現する新しい展示のテーマ。トレンド予測のパイオニア リドヴィッジ・エデルコートがセレクトした日用品や穏やかなカラーリング、テキスタイルなど黙想的なインスタレーションとともに、いかにテクノロジーが人々の暮らしに溶け込んでゆくのかを探求していきます。展示されたインスタレーションは、さまざまなライフスタイルと佇まいによってゾーニング。それら全体を通してひとつの表現として完成します。
落ち着きある空間では、伝統ある陶芸品、おもちゃや家具、そして新しい Google のプロダクトが、日用品やデザインピースの一部となり、ありのままの日常とハードウェアの調和をもたらします。また、壁に吊られた伝統的な繊維をつかった織物の展示は、オランダの建築家である INAMATT がプロデュース。この抽象的な作品は、本展示のコンセプトと Google のハードウェアデザインの信念を表現しています。インスタレーションの後半には,アトリエのような環境で Google のプロダクトに触れて頂けるようになっています。この魅力的な空間は、 COMMA が内包する意味合いについてゆっくりと考える時間をくれます。
COMMA、それは間を味わい、そして幾重もの人と人の繋がりを澄み切ってゆくことなのだと思います。