空間に素材が佇んでいる。
素材は均質ではなくここまでの時間によって唯一無二の表情を獲得し、ここに現れている。
自然によって育まれた素材と、その本来見えざる内なる面を露出させるという、人の行為が可視化され、それらが並ぶという状況がここに在る。
ただそれだけである。
後援
奈良県
素材協力
株式会社 徳田銘木
吉野銘木製造販売株式会社
豊永林業株式会社
Exhibition
Exhibition
佐野文彦 at Salvatore Ferragamo 銀座本店
area: 銀座/Ginza
Artist
佐野文彦建築家 / 美術家
1981年奈良県生まれ。京都、中村外二工務店にて数寄屋大工として弟子入り。年季明け後、設計事務所などを経て、2011年独立。
現場を経験したことから得た、工法や素材、寸法感覚などを活かし、コンセプトから現代における日本の文化とは何かを掘り下げ作品を製作している。
2016年には文化庁文化交流使として世界16か国を歴訪し各地でプロジェクトを敢行。
様々な地域の持つ文化の新しい価値を作ることを目指し、建築、インテリア、プロダクト、インスタレーションなど、国内外で領域横断的な活動を積極的に続けている。
Venue
ブランド創業当時から今日まで、サルヴァトーレ フェラガモ ブランドは絶え間なくイタリアの高級クラフツマンシップの伝統、上質な素材、革新を融合して、真のメイド・イン・イタリーの価値を持つラグジュアリー製品を生みだす努力を続けています。どの製品も、コンテンポラリーなスタイルを備えつつ、素材やカラーの革新や実験、洗練された製造テクニック、エレガンス、アート、文化、映画の世界との交流といったブランドの伝統のクリエイティブコードを表現しています。
