多くの著名な建築家により手掛けられた建築物が集まる表参道エリアに、その先駆け的存在として2002年に竣工。ルイ･ヴィトンの原点であるトランクを積み重ねたようなイメージの構造が特徴で、表参道のケヤキ並木と見事に調和するようデザインされています。建物全体がスキップフロアとなっており、店内は、トラベルラゲージをはじめウォッチ＆ファインジュエリー、ウィメンズやメンズのフロアごとにそれぞれの世界が広がり、まるで「旅」するように巡りながらショッピングが楽しめます。また11年には7階にアートスペース「エスパス ルイ･ヴィトン東京」が誕生。「フォンダシオン ルイ･ヴィトン」が所蔵する現代アート作品のエキシビションなどを開催しています
1956年横浜市生まれ。東京大学工学部建築学修士修了。磯崎新アトリエ勤務を経て、91年に独立、青木淳建築計画事務所を設立。代表作に、「馬見原橋」（くまもと景観賞）、「S」（吉岡賞）、「潟博物館」（日本建築学会賞作品賞）、「ルイ・ヴィトン表参道」(BCS賞)、「青森県立美術館」「大宮前体育館」「三次市民ホールきりり」など。公共建築、商業建築から個人住宅まで、広範な建築ジャンルでの設計のほか、美術家としてのインスタレーションなどジャンルをまたいでの活動を行なっています。2004年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
1854年創業以来、ルイ･ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを最高級の品質で提供し続けています。長い歴史のなかで、建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、トラベルラゲージ、レザーグッズに加え、プレタポルテ、シューズ、ウォッチ、ファインジュエリーなど幅広く展開。卓越したクラフツマンシップに基づき、クリエイティブで、エレガントかつ実用的という、創業者ルイ･ヴィトンが生み出した「旅の真髄（こころ）」の精神を受け継いでいます。
※ショップや美術館など屋内に入ることができる建築の場合、内観を撮影する場合は施設スタッフの許可を得てからお願いします。決して無断で撮影することのないようお願いします。