「千輪咲〜ひとつながりの驚異〜」

一本の茎から千の菊花を咲かせる「千輪咲」。一つ、芽を摘むと二つ、三つと芽が生えてきます。
この「摘芯」を繰り返し、花芽を増やします。
1年目、光を当てて花を咲かせず、成長をコントロール。2年目、咲き誇る千の菊花。
約2年をかけて創り出す匠の技。
福島県二本松市から、世界へ。

福島県二本松市では、菊人形や一本の茎から数百、数千の菊花を咲かせる「多輪咲」などの「魅せる菊」を作ってきましたが、品評会出展や秋の菊花展示に留まっていました。しかし、多様なシーンや空間の彩りの中で、今の時代に合った形で菊を活用していただきたいという想いから、2016年に二本松の菊の魅力向上を目指す「菊のまち二本松ブランディングプロジェクト」を立ち上げました。
プロデュースには、空間デザイン会社の株式会社乃村工藝社が参画。創業のきっかけである菊人形展のご縁から、集客装置となる「二本松の菊」を魅せます。