Exhibition

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ヘルノ / 楢橋朝子 at ヘルノ

area: 表参道/Omotesando

information

イタリア北部に位置するマジョーレ湖とエルノ川のほとり、レーザで1948年に創業したラグジュアリーアウターウエアブランド「ヘルノ」。今年でブランド創立70周年、日本上陸50周年を迎えました。このたび「DESIGNART2018」開催に合わせて、ブランドアニバーサリーブックにも収録された、写真家楢橋朝子による撮り下ろし作品を展示します。 雨の多いレーザの気候にインスピレーションを受けて生まれたレインコートを起源に、絶え間ない進化の歴史によって、世界中で高い認知度を誇るブランドへと成長を遂げたヘルノ。誕生から現在までの長い歴史の中で、いつの時代においてもブランドを象徴するのは「水」です。現在も本拠地を置くレーザに面するマジョーレ湖、その湖に流れ込むエルノ川。ブランド名は本社横を流れる川の名Ernoの頭に「H」を付けて名付けられ、ブランドとは切り離すことのできない特別な場所でもあります。 モダンアートのコレクターであり、ヘルノ現CEOでもあるクラウディオ・マレンツィは、日本と、日本でのビジネスを率いてきた奥田ファミリーとの絆を祝うために、日本人アーティストによるマジョーレ湖とエルノ川の撮影を発案。多くの優れた写真家の中から、日常生活や水に対する詩的観点を持つ楢橋朝子が選ばれました。楢橋朝子は、初めてマジョーレ湖を訪れた印象をこう語っています。「秋には紅葉と共に雪山が見られ、自然の中に人々の住処がある。いろいろな表情を見せてくれ、複雑で奥深く人間的なこの場所を、とても気に入りました」 常にヘルノにインスピレーションを与え続けてきた水辺の風景。水面から陸を捉える写真家の独自の視点が、ヘルノ創業の地へと誘います。本展示は、ヘルノと日本の50年にわたる絆を体感できる特別展示です。店内ではアニバーサリーブックの販売と、イベント会期中は展示作品の受注も予定しています。

Artist

  • 楢橋朝子
    写真家

    東京都生まれ。早稲田大学第二文学部美術専攻卒業。
    在学中に「フォトセッション」に参加、卒業後、個展活動を開始。日本写真協会新人賞(1998)、写真の会賞(2004)、東川賞国内作家賞(2008)受賞。
    1997年に写真集『NU・E』刊行。2003年写真集『フニクリフニクラ』刊行。2007年に写真集『half awake and half asleep in the water』出版後、ケルン、ニューヨーク、ストックホルムで同個展を開催。2009年、個展「近づいては遠ざかる」を東京で開催後、「Coming Closer and Getting Further Away」と題して、サンタモニカ、アムステルダムでも個展を開催。自主ギャラリー03FOTOSをはじめ、国内外での個展・グループ展多数。東京都在住。

Venue

  • ヘルノ
    アパレル

    1948年の創業以来、絶え間ない進化の歴史によって、「アーバンアウターウエア」の代名詞として世界中で高い認知度を誇るブランドへと成長を遂げたヘルノ。現CEOのクラウディオ・マレンツィは、常にサルトリアの伝統を取り入れながら、研究、技術開発、デザイン革新に継続的な投資を行い、ヘルノはよりエネルギー効率に優れた素材を導入するパイオニアとしての地位を確立しています。スタイル、機能性とテクノロジーが、ヘルノのプロダクトの基本であり、エッセンスです。

    address: 東京都港区南青山5-4-48 Gビル南青山01 1F tel: 03-6427-2480 hours: 11:00-20:00 close: -
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