Experimental Creations 2018 Tokyo
9回目の展示となる今回は、いま活躍するプロダクト・インテリアデザイナー7組が作品を発表。秋山かおり、村越淳 、Bouillon、 濱西邦和、山口幸宏、工藤健太郎、土井智喜が参加します。
今回はワンタッチで任意の位置に固定することができるワイヤー固定金具アラカワグリップを用い、新しい使い方の実験を行います。アラカワグリップの特性を理解し、クリエイティブな発想で従来の使用用途とは異なる新たなデザインの可能性を探ります。
STUDIO BYCOLOR / 秋山かおり :ワイヤーを別素材に置換する実験を通し、引張強度の高い樹脂への置換で鮮やかな色を用いた空間構成の可能性を探ります。
村越淳:ランダムで繊細な形状を有する長く線状に延びたカンチレバーの可能性をワイヤーとグリップを用いて実験的に追求します。
Bouillon:従来の使われ方である壁面に掛けるのではなく、新たにフレーム等と組合せ、グリップのポジションを変える事で可能性を探ります。
濱西邦和:アナログとデジタルが同調する振り子の等時性を生かし、時間の可視化を探求します。
Studio-Y2 / 山口幸宏:グリップが任意の位置で止まることに着目し、様々な板材の曲げ実験を通してマテリアルの表情を生み出します。
STUDIO noem / 工藤健太郎:点を移動する事で変化していく“物と空間の関係性”を探ります。
and Associates / 土井智喜:テンションをかけていない状態での ワイヤーとグリップの可能性を探ります。
価格帯: ¥10,000-300,000