1964年に開催された東京オリンピックの競技施設として建設されました。当時最先端技術であった吊り構造を建築の屋根に用い、第一体育館は2本の支柱の間に渡した2本のメインケーブルで屋根を支え、第二体育館は1本の支柱から螺旋状に吊られたパイプで屋根面を吊り渡しています。この吊り屋根構造により、観客と競技者が一体となって盛り上がることができる巨大な開放感のある無柱空間を実現するとともに、ダイナミックで美しい外観を生み出しています。
Architecture
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国立代々木競技場
area:
原宿/HARAJUKU
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1913年大阪府生まれ。38年東京帝国大学(現・東京大学)工学部建築科卒業。46年東京大学大学院修了後、丹下健三研究室を設立。49年に広島・平和記念公園及び記念館のコンペで1等入選。61年に丹下健三+都市・建築設計研究所を開設。2005年逝去。
※ショップや美術館など屋内に入ることができる建築の場合、内観を撮影する場合は施設スタッフの許可を得てからお願いします。決して無断で撮影することのないようお願いします。
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