1990年に竣工した青山製図専門学校1号館は、国際コンペで選ばれた、設計者の（事実上の）最初の建築作品です。敷地周辺は、中小の建物が不規則に密集した、およそ都市「計画」されたとは思えない自然発生「的」な街区。継承すべき歴史的街並みも、守るべき自然環境も見当たりません。そして敷地は狭く不整形で、各種の法規制のもと、建築の自由度は高くありません。さて、こうした条件で、何が可能か、何をなすべきか。そこからこの建築は始まりました。続きはウェブサイトをご覧ください。http://www.makoto-architect.com
横浜市生まれ。主な作品に「K-MUSEUM」「大江戸線飯田橋駅」など。受賞歴に日本建築学会賞作品賞など。著書に『流体都市』（実業之日本社）、『アルゴリズミック・デザイン 実行系』（丸善出版）などがある。2005～17年、淡江大学（台湾）、岡山県立大学、東京都市大学教授。
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