1969年を端緒に、代官山が山の手の屋敷町であったころからの時間経過のなかで、常に変化する東京の現状に対応しながらつくられてきた集合体。自然や地形の変化への対応、奥性の演出など、空間の襞についてその存在を濃密に演出しながら、都市の中に生きるひとつの風景を提供しています。道空間に沿ったスケール感・透明性・分節化等の空間的手法だけでなく、各種イベントがインフォーマルに開かれるさまざまなパブリック性の展開も意図しています。
Architecture
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ヒルサイドテラス
area:
代官山/DAIKANYAMA
Architect
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1928年東京生まれ。東京大学、ハーバード大学に学び、両校で教鞭も執る。65年槇総合計画事務所設立、現在同事務所の代表取締役。代表作に「ヒルサイドテラス」「スパイラル」「東京体育館」「風の丘葬斎場」「MITメディア研究所」「シンガポール理工系専門学校キャンパス」「4ワールド・トレード・センター」などがある。日本建築学会賞、朝日賞、毎日芸術賞、恩賜賞・日本芸術院賞、高松宮殿下記念世界文化賞、プリツカー賞、プリンスオブウェールズ都市デザイン賞、UIA及びAIAゴールドメダルなどを受賞。著書には『見え隠れする都市』(共著 鹿島出版会)、『記憶の形象』(筑摩書房)、『漂うモダニズム』(左右社)、『Nurturing Dreams』(MITプレス)など。
※ショップや美術館など屋内に入ることができる建築の場合、内観を撮影する場合は施設スタッフの許可を得てからお願いします。決して無断で撮影することのないようお願いします。
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